日本を代表する有名ダンサー4人が高校時代にしていた練習法を紹介

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日本を代表する有名ダンサー4人が高校時代にしていた練習法を紹介

日本を代表する有名ダンサー4人が高校時代にしていた練習法を紹介1

日本を代表する有名ダンサー4人が高校時代にしていた練習法を紹介1

YouTubeで動画を見ていると、ふと目に入るバックダンサーたち。バックダンサーの振り付けを担当しているコレオグラファ―のなかには、絶大な支持と人気を誇る人々がいます。
今回はその中でも日本を代表するSAMさん、仲宗根梨乃さん、KENZOさん、菅原小春さんの4人に焦点を当て、10代の頃に何をしていたのか解説していきます。

 

 

 

4人の人気ダンサーの経歴と10代の頃をプレイバック

 

それではさっそく、4人のダンサーの経歴と10代の頃を見ていきましょう。

 

 

SAMさんは中学時代から友人にダンスを教えてもらっていた

1962年、埼玉県生まれ。日本にダンス人気を根付かせた功労者のひとりです。
高校時代からダンスに打ち込み、19歳で「全国フラッシュダンスコンテスト」で優勝。その後に渡米し、NYでダンスの基礎を学びながら、ストリートダンスの文化に触れてきました。
1992年に小室哲哉さんがプロデュースしていたTRFに参加し、振付はもちろん、舞台設計や照明などで幅広く活躍。安室奈美恵やBoAなどの振付も行った経験があります。
2012年では「EZ DO DANCERSIZE」でも話題に。現在ではストリートダンスの普及と指導者の育成を目的とする「ダレデモダンス協会」の理事を務め、ダンスの普及拡大に尽力していらっしゃります。

SAMさんがダンスにのめり込んだきっかけは中学時代。
ディスコに行っている友人の踊りがカッコよくて教えてもらったそう。SAMさん自身がディスコに初めて行ったのは高校2年生のころで、ダンスが上手な人の周りに人が集まっている姿に刺激を受け、次第に毎日行くように。
高校3年生の時には常連でチームを作って踊っていたそうです。家出をきっかけに親に諭され、本格的にダンスに打ち込み始めます。全国ディスコ協会を立ち上げたドン勝本さんにスカウトされ、全国のディスコでダンスショーをする仕事を高校卒業時から始めました。

SAMさんは中学生のころからダンスに打ち込み、ダンス一色の生活をしていたことがわかります。
進学せずにダンスを生業に活動を続けた結果、小室哲哉さんと出会い成功を掴みました。

 

 

仲宗根梨乃さんは独学でプロのダンスを学んだ

1979年、沖縄県生まれ。現在ではロサンゼルスを拠点に活動する仲宗根梨乃さん。
ブリトニー・スピアーズやグウェン・ステファニーのバックダンサーを務め、韓国の人気アイドルユニットの振付などでも有名な世界的ダンサー・コレオグラファ―です。
仲宗さんは11歳の時に映画「ムーンウォーカー」を見てマイケル・ジャクソンのとりこになり、14歳の時に見た「デンジャラス・ツアー」でマイケルのようなエンターテイナーになることを決意。ダンスに出会うまでは、シャイな子供だったそうです。
英語を猛勉強して高校卒業後の19歳で渡米、エンターテイメントの本場であるLAで、大学に通いながら本格的にダンスに取り組み、現在ではオファーが殺到する人気ダンサーになりました。

高校時代はダンススクールに通わず、独学で練習をしていたという仲宗根さん。
マイケルやジャネット・ジャクソンのビデオを毎日擦り切れるほど見て、窓に反射する自分の姿を見ながら真似をしていたそうです。
エンターテイメントの世界で生きると早くから決めて、自分の道をパワフルに切り開いていったと言えます。

 

 

KENZOさんは毎日長時間の練習を重ねていった

1985年、福岡県生まれ。最近は「U.S.A」で話題をさらったDA PUMPのメンバーであるKENZOさん。
KENZOさんはSAMさんのテレビ番組で踊るダンサーを見て、衝撃を覚えたそう。そこから毎週録画をして見よう見まねで練習をはじめ、中学3年生の終わりからダンスレッスンを受けて多くの大会に出場するように。
高校時代は、ダンスの上手い先輩たちが集まる高校に進学してチームに入れてもらい、先輩の「練習量はうまさに比例する」という言葉に感銘を覚えて、毎日猛烈に練習するようになったそうです。
KENZOさんは、高校時代は毎日4~5時間練習を行い、日付が変わる頃に帰宅する生活をしていたとのこと。

自分自身のことを「ダンスは好きだけど、センスが無い子」だった、と振り返るKENZOさん。猛烈な練習を通して、現在の地位を築き上げました。

 

 

菅原小春さんは幼い頃からダンスにのめり込む生活を過ごしていた

1992年、千葉県生まれ。10歳のころから創作ダンスをはじめ、DANCE ATTACKやSHONEN CHAMPLEなど多くのコンテストで優勝。
高校卒業後にロサンゼルスに渡って修業を積み、ヒップホップやジャズ、ロッキンなどのさまざまなジャンルを融合させた独自のダンススタイルを確立していきました。
現在では、EXILEや少女時代、三浦大知などの振付を担当。スティービー・ワンダーとのCM共演など、多くのトップアーティストたちと共演しています。

菅原さんは元々歌を歌ったり、踊ったりするのが好きで、小学4年生でダンス教室に通い始める時には既に自分で振付をしていたそう。
中学時代にヒップホップ、ブレイクダンス、ロックダンスなどを習い始め、高校進学先もダンスを第一に選び、まさにダンス一筋の生活を幼い頃から送っていました。

 

 

 

 

早くから自分の進みたい道を決めて成功を掴んだ4人

今回見てきた4人のトップダンサーたちは、全員が中学時代にはダンスに打ち込んで、修養を重ねてきたことがわかります。
10代から自分の進みたい道を決めてスキルを身につけてきた彼らは運にも恵まれて、チャンスを逃しませんでした。
4人の中には、ダンススクールに通っていた人もいらっしゃりましたね。独学で練習するのもいいのですが、基礎固めにはダンススクールが最適です。
独創性を身につけるためには、効率的に基礎を学ぶことが重要。ダンススクールを利用して、世界に羽ばたいていきましょう。