一人で演技力を鍛える2つの簡単な練習方法

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一人で演技力を鍛える2つの簡単な練習方法

一人で演技力を鍛える2つの簡単な練習方法1

一人で演技力を鍛える2つの簡単な練習方法1

タレントや声優を目指す方は、外見を磨いたり、発声練習をしたりすることに余念がありません。
確かにこれらも重要な要素のひとつですが、大勢の人に見てもらったり、声を聞いてもらったりする職業では、演技スキルも欠かせない要素のひとつとなります。
演技力を磨くのは役者さんだけと思われがちですが、タレントや声優を目指す方にもプラスになる点が多いので、ぜひ演技力の向上にも力を注いでみましょう。

 

 

 

仕事の幅を広げる、個性を磨くためには演技力が必要!

 

「役者を目指しているわけではないのに、どうして演技力を磨かなければいけないの?」と考える方も多いでしょう。
しかしタレントや声優さんを目指す方が演技力を身につけると、以下のようなメリットがあります。

 

 

・仕事の幅が広がると活躍の場も増えていく

最近は俳優や女優だけでなく、タレントが映画やドラマに出演し、活躍するケースも増えてきました。
一度起用されて演技力が買われた場合、その後もドラマや映画のオファーが入る確率が高くなり、仕事の幅がぐっと広がります。

一方、声優も高い演技力を身につけるとさまざまな役をこなせるようになり、多彩なジャンルでの活躍が期待できます。

 

 

・個性が磨かれたタレントや声優は存在感が現れる

タレントや声優が数多く存在する現代、ただ見た目や声質がいいというだけでは個性が薄く、存在を印象づけることができません。
一方、演技力に長けたタレント・声優というのは希有な存在で、周囲に与えるインパクト大。
そのぶん業界からも重宝されるので、徐々に安定した地位を確立できるようになります。

 

 

 

 

一人で演技力を鍛える2つの簡単な練習方法2

一人で演技力を鍛える2つの簡単な練習方法2

一人でもできる!演技力を養うための2つの練習方法

 

演技力は誰か一緒に練習してくれる相手がいないと難しいと思われがちですが、実際は一人で練習できる方法もいくつかあります。
空き時間をうまく活用して自主練習すれば少しずつ演技力を高めていくことができるので、早速今日からでも実践してみましょう。

 

 

練習方法1. テレビを使ったアテレコ

初めて演技をする人が最も苦労するのは、表現とセリフの両立です。
セリフに集中しすぎると表現がおざなりになりますし、表現にこだわるとセリフが棒読みになりやすくなります。

そこでぜひ実践したいのがアテレコ練習。アテレコとは、役者の演技やキャラの動きを見ながら声を当ててレコーディングすることです。
洋画の吹き替えなどでよく行われる作業ですが、実は演技力を磨くための練習方法にもぴったりで、役者またはキャラの動作、表情を見ながら声を当てることで当該人物になりきる演技力が自然と身についてきます。

自宅でアテレコをするには、まずドラマやアニメなどを録画し、特定の人物のセリフをメモしたら、音声を消してアテレコします。
録音した自分の声と映像を合わせて見直してみると、自分には何が足りないのか、どこが不自然なのかをチェックすることができますよ。

 

 

練習方法2. イメージトレーニング

演技力を身につける上で欠かせないのがイメージトレーニングです。
「自分が演じる人物はどういった性格の持ち主なのか?」といった基本的なポイントはもちろん、一緒にいる人物やその場の雰囲気など、その世界観ごと自分の中に取り込まなくてはいけません。
それには何度もイメージトレーニングを繰り返し、演じる世界と人物を自分のものにする必要があります。

イメージトレーニングというと専門性が高いように思えますが、実際は「こんな時どういう表情をするかな?」「こんなことがあったらどう反応するだろう」といった想像を膨らませていけばOK。
普段からそういう意識を持っていると、実際に仕事の現場に出た時も柔軟に対応できるようになります。

 

 

 

短期間で演技力を身につけたいのなら専門学校への通学がおすすめ!

 

演技力は自分ひとりでコツコツ養うことも可能ですが、より短期間で効率よく身につけたい場合は、やはり専門学校への通学がおすすめ。
専門学校にはプロの講師がいて適切なアドバイスを与えてくれるほか、充実した機材や同じ夢を持つ仲間がそろっており、一人ではできない特別な練習もこなせるようになります。

もちろん専門学校に通っていても、自宅での自主練習は必要不可欠。専門学校で教えてもらったことと組み合わせればよりスムーズに演技力を習得することができるでしょう。