ブレイクダンスの技3種類をレベル別に徹底解説

一つ前のページへ戻る
HOME > コラム > ブレイクダンスの技3種類をレベル別に徹底解説

ブレイクダンスの技3種類をレベル別に徹底解説

ブレイクダンスの技3種類をレベル別に徹底解説

ブレイクダンスの技3種類をレベル別に徹底解説

ブレイクダンスは大きく3種類のダンスパターンからなっており、初心者でも習得しやすいものから、熟練者が練習を重ねてようやく習得できる難易度の高い技まであります。難易度の低い技でも他の技につながる基礎となるため、上達を目指すのなら難易度の低い技から練習を進めていくのが基本です。

 

ここでは、現在存在する全ての技をご紹介します。

 

 

ブレイクダンスの柱となる3つのダンスパターン

ブレイクダンスの柱となるのが、

*エントリー

*フットワーク

*パワームーブ

です。いずれも、細分化されており、さまざまな技に派生していきます。

・エントリーは基本中の基本

ブレイクダンスの基本となる技で、いろいろなバリエーションをもたせることができます。2ステップ、サルサロック、ブロンクスステップの3つがあります。アップロック、ニーダウン、スピンダウンといった、しゃがんだり足の動作を加えた派生技があり、他の技に繋げやすいために演技の構築をする際に必ず必要になる技です。

・フットワークは移動する歩数によって技の名前が変わる

スウィーピングと言われる、移動や蹴りの動作が加わる技です。移動する歩数によって技名や技の終了時の体の場所が変わります。このあたりから筋力も必要になるので、練習とトレーニングが求められます。

 

・パワームーブはブレイクダンスの花形ともいえる回転系の技

パワームーブは回転系の技で、ブレイクダンスを代表する花形のダンスといえます。そのため、さまざまに派生しており、

*ウインドミル

*ノーハンド

*バレル

*ジャイロ

など、多くの技がこのパワームーブと言われるカテゴリに属します。どの技も難易度が高く、ケガの可能性もあるので上級者向けの技であるため、十分な練習が必要ですが、習得できればダンスの見せ場を作ることができます。

 

 

初心者向けの技はエントリーとフットワーク

エントリーは文字通りブレイクダンスを始めたばかりの初心者が習得するべき技で、エントリーを派生させてバリエーションをもたせたものがフットワークで、どちらもブレイクダンスの基本であり、技と技の接続の役目もある重要なものです。どちらもブレイクダンスの技のなかでは難易度は低めですが、ニーダウンとスピンダウンはひねりが加わるので、少し難易度が高くなりますが、練習を重ねれば数日で習得できます。step系の技やスウィーピングは足の動作や体勢を変化させるため、ある程度の筋力が必要になってきます。

・筋力トレーニングと柔軟で技を安定させる

ブレイクダンスの練習を繰り返し行えば、だんだんと技に必要となる筋力はついてきますが、筋力トレーニングも行ったほうが技の習得難易度を下げることができます。ブレイクダンスは全身を使うので、筋力アップは技の習得だけではなく、習得した技を安定させ成功率を高めてくれます。また、筋力のほかにも体の柔軟性が必要になるので、ストレッチでできるだけ体を柔らかくしておく必要があります。柔軟性は技の習得だけではなく、技の美しさにも影響するほか、ケガの防止にも役に立つので、必須と言えるでしょう。エントリーを練習するにしても、筋力と柔軟性がないと習得に時間がかかったり、ケガをする原因になります。

 

エントリーやフットワークの先には、さらに難易度の高いパワームーブを練習することになるので、基礎的な筋力と柔軟性は早い内に身につけたほうが、ブレイクダンスの上達につなげることができます。

 

 

中級者はパワームーブを習得!

中級者はパワームーブを習得!

 

中級者はパワームーブを習得!

パワームーブに属する技はどれも難易度の高い技ですが、ブレイクダンスの代名詞でもあり、ダンスの中でも最大の見せ場を作れるものなので、まずはパワームーブの習得が目標になります。特にヘッドスピンやウインドミルは見た目も動きもかっこよく、これが出来なければブレイクダンスはあまり見栄えの良いものになりません。ブレイクダンスは基本的に全ての技を習得してからがスタートです。技と技を組みわせることでオリジナル性を出すダンスなので、習得した技は多ければ多いほど、人を魅了するダンスを作り上げることができます。

 

上級者向け高難易度の技!エアートラックス

パワームームのなかでも最高難易度といわれているのが、エアートラックスです。これは宙で足を回転させた後、身体ごと一回転させるという技。ブレイクダンスのなかでも一二を争うほどの難易度と派手さで、これができてこそ上級者といえます。

 

技の習得がうまくいかないときは

技の習得がうまくいかないときは、筋肉トレーニングやストレッチで体を鍛える、少し休む、諦めずに繰り返し練習するなどの方法があります。技の習得にかかる時間は個人差が大きく、ある日突然壁にぶつかることは誰にでも起きることです。しかし、練習をしていればある日突然できるようになることも多いので、モチベーションを維持できる限りは習得できる可能性は十分にあります。

スクールに通うのも選択肢の1つ

ブレイクダンスは専門のスクールがあり、基礎から応用まで、全ての技術を習得できます。一人で練習して習得できないわけではありませんが、失敗すると大ケガにつながる技もあります。スクールで練習をすれば安全面も確保されるので、ブレイクダンスに挑戦するのなら専門のダンススクールに行くことをおすすめします。