ダンス時に気になる「汗」の悩みの解決策4選

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ダンス時に気になる「汗」の悩みの解決策4選

汗を拭う女性

ダンス時に気になる「汗」の悩みの解決策4選

ダンスでは激しい動きをすることもありますから、汗をかくのは普通のことです。ダンサーなら、制汗スプレーなどで基本的な汗対策をしている人は多いことでしょう。

今回はそれ以外にも、汗が気になってダンスに集中できないといった事態を防ぐためのポイントを4つ紹介します。

 

1. まずはニオイ対策!生活習慣の改善で悪い汗を抑えよう

 

体を動かせば体温が上がり、汗をかくのは生理現象ですが、悪い汗が混ざっていることもあります。悪い汗はニオイの原因にもなるので、どうにかしたいところです。

悪い汗の原因はいろいろありますが、運動不足や食生活が主な原因と考えられています。

ダンスを続けているなら運動不足は考えにくいですが、食生活を見直したほうがよい人は少なくないかもしれません。たとえば、肉やバターなどの動物性脂肪を多く摂取すると、汗腺を過剰に刺激するのでニオイの強い汗が出やすくなると考えられています。

逆にニオイの予防になる食べ物は、抗酸化作用があるビタミンCやビタミンEを多く含むものです。野菜や果物を積極的に摂取し、食生活を改めてみましょう。

 

2. 吸汗速乾素材や冷感効果のある服装でダンスをする

 

動きやすい服装でダンスをするのは基本中の基本ですが、汗のことを考えると吸汗速乾素材のものを選ぶのがよいでしょう。汗をよく吸ってくれて乾きやすいタイプの服なら、ダンスの邪魔をするほどに不快な状態になることをある程度防げます。

吸汗速乾タイプでデザイン性が高いものも増えているので、お気に入りのものを選べば汗をかいても楽しくダンスできます。

また、ファストファッションなどのメーカーがこぞって冷感効果のある服を販売しているので、そういったものも選択肢に入れましょう。

 

3. 休憩中はワキの下や首のうしろを冷やす

 

ワキの下や首のうしろなど、太い血管が通っている部分を冷やすと火照った身体を効果的にクールダウンでき、汗が引くのを助けてくれます。

ダンス中は無理ですが、休憩中に保冷剤や濡らしたタオルなどで冷やし、体温を下げましょう。熱中症対策にもなり一石二鳥です。

 

4. 汗で落ちにくいメイクをする

 

メイクをする女性

汗で落ちにくいメイクをする

ダンスは人に見せる競技なので、汗でメイクが崩れるのはなんとしても避けたいところです。メイク崩れが起こると自分もダンスに集中できなくなるので、パフォーマンスの質も落ちてしまいます。

汗をかいても崩れないメイク方法については、いろいろなものがネット上にあります。ひとつひとつ試して、自分の肌質に合っているものを試すのも手段の1つです。

以下では、汗や皮脂で崩れにくくなるとされている一般的なメイクのポイントを紹介します。

 

【1. 下地は化粧崩れ防止を謳っているものを選ぶ】

ダンス中の化粧崩れは、汗よりも皮脂が原因であることがほとんどです。

下地は皮脂やテカリを抑える、皮脂をコントロールするといったものを選ぶのがポイントです。薄く均等に伸ばすことで、ベースメイクが崩れるのを防いでくれます。

 

【2. ファンデーションは肌質に合ったものを選び薄く塗る】

ファンデーションは、自分の肌質に合ったものを塗るのが一番で、厚塗りしないことが重要です。厚塗りをすると肌の負担になるほか、油分が過剰になってしまい、化粧崩れの原因となります。

リキッドタイプなどでもスポンジを使えば薄く均等に塗ることができますよ。

 

【3. パウダーで仕上げる】

人によってはパウダーを使っていない人もいますが、化粧崩れを防ぐにはパウダーが必需品です。大きめのパフでのせると自然に仕上がり、汗や皮脂を抑えつつメイクのヨレや崩れを予防してくれます。

 

【4. 水スプレーをしてティッシュで軽く押さえる】

ベースメイクが完了したら、その上から水スプレーをして手でなじませるかティッシュで軽く押さえましょう。

水スプレーをするとメイクが落ちると思われるかもしれません。ですが、ファンデーションは水で固まるので、ベースメイク後に水スプレーをすると崩れにくくなります。崩れ防止用の化粧水スプレーなどでも効果が期待できます。

 

【5. アイメイクはポイントをおさえたアイテムで】

アイメイクにウォータープルーフタイプを使うのは、ダンスをするなら誰しも実践していることでしょう。それ以外のポイントとして挙げたいのが、以下4つのことです。

  • ・アイブロウはペンシルタイプを選ぶ
  • ・アイシャドウはクリームタイプかジェルタイプを選ぶ
  • ・アイライナーはリキッドタイプを選ぶ
  • ・マスカラは必ず下地をしてからつける

 

アイブロウやアイシャドウ、アイライナーは肌への密着度が高いものや、汗や皮脂に強いタイプを使ってみてください。

マスカラは下地を使っていない人もたくさんいますが、下地を使うことで崩れにくくなるので必ずつけましょう。

 

ダンスの汗対策はパフォーマンスを上げるために必須

 

ダンス中に汗をかくのは自然なことですが、ニオイやべたついた服、メイク崩れが気になって思いっきりダンスできなくなってしまうのは避けたいです。

快適にダンスできるようにするには、ご説明したように、食生活や服の素材を見直し、休憩中は体を冷やして汗の量を抑えましょう。

さらに崩れにくいメイク方法をマスターすれば、気分も上がってパフォーマンスの質もアップすること間違いなしです。